解体新書F-1GP
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「フレームとは」

 フレームとは人間で言う体にあたるものであり、マシンにとってもっとも大きな(重要な)ものである。



「フレーム(モノコック)の役割」

 @マシンに搭載するエンジンや、サスペンション、燃料タンクなどを取り付けるための基礎である。
 Aドライバーが乗り込む。
 Bドライバーやマシンを保護する。



「フレームに要求されるもの」

 @重量の軽量化
 A強度が高いこと(安全性が高くなる、振動によりマシンが壊れにくくなる)



 当時F1のモノコック、フレームはアルミ製であった。しかし空力やマシンの性能の進歩によってコーナリングスピードがあがると、それに伴いフレームの剛性求められてきた。特に70年代後半に登場したグラウンドエフェクトの導入により、コーナリングスピードは大幅な上昇に成功し、ますますコーナリング時の”G”が多くなってきたときにアルミ製であったモノコック、フレームの剛性に対し問題となってきた。

 しかし、80年代に入って登場したカーボンモノコックにより、その問題は改善され(アルミ製に比べ、約4倍の強度)、現在のF1でも使用されている。

 だが、モノコックの断面積は大きい方が好ましいが、重量の増加、空力の悪影響があるため、各チームは断面積をどんどんと狭められ、剛性が低下していった。
小型のフィン
 そこで安全性を確保するために、98年からモノコックの外形について最低寸法が定められた。ところがその後マクラーレンが、モノコックの上面の左右に小型のフィンを取り付けることで、モノコックを細身に保ちながらこのレギュレーションの抜け道を考え出した。その方法は現在のF1でも採用されている。なお、モノコック開口部の面積も事故や火災時にドライバーが脱出しやすいように最低寸法が定められている。

 先ほど書いたカーボンモノコックは、ガラス繊維を撚りあわせてつくったもので、CFRP(炭素「カーボンのこと」繊維強化プラスティック)という。
板状のままだと強度不足なので、六角形のコア「芯材」を2枚の板で挟んだ、蜂巣のようにして使用する。この素材は、少々値段が高価なため、一般の車ではほとんど使用されていない。





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